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Q: ホームステイ先はどうやって決まりますか?

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A: ホストファミリーは、提携校のセントスティーブンス・カレッジに登録されたホストファミリーから選ばれます。最終決定はセントスティーブンスが行いますが、どういったところにホームステイしたいか(小さなこどもが好きか、ペットが好きかなど)、理想のファミリーはどんなファミリーと思うか?など、留学生の希望をあらかじめ聞かれます。

オーストラリアは動物の好きな国で、多くのファミリーが動物を飼っています。

小さな子供のいるご家庭、共働きのご家庭、やさしいお年寄りカップルのファミリーなど、家族構成もさまざま!

結婚してないけれど、長年仲良しのパートナー関係でいるご家庭も。ステップファミリー(再婚ファミリー)も多く、それだけでも「目からウロコ」な体験です。

人種もヨーロッパ系、アジア系、インド系、マオリ族などのニュージーランド系、いろんな家庭があります。それぞれに特色があり、オーストラリアならではのマルチカルチャーな文化を吸収できる絶好の場です。

特に犬を飼っているおうちは多い!

子供がいるおうちは毎日が忙しそう。お手伝いすることも多そうです。けれど、ちいさな子供たちは言葉の壁を超えて話しかけてくれるかも。

落ち着いたお年寄りカップルのファミリーは、アクティブなお出かけは少ないかもしれませんが、優しくゆっくりお話を聞いてくれそうです。

セントスティーブンス・カレッジは、提携するホストファミリーのアレンジスタッフと協力し、定期的にファミリー宅を訪れて様子をチェックしています。

ホストファミリーをしたい、と希望するファミリーは、アレンジスタッフから「アセスメント」と呼ばれる面談を受けます。「Blue card」という無犯罪証明を保持していること、留学生を安全にケアできる環境であること、家の中が整っていること等を審査され、認められたファミリーがホストファミリー登録できます。

未成年の生徒をホームステイするご家庭は、暖かく、家族のように扱ってくれるお宅が選ばれます。

そうやって選ばれたホストファミリーですが、やはりお伝えしたいのは、「ホームステイはホテルではない」ということ。

厳しいようですが、日本のおうちよりはるかに多くお手伝いをする、自分から話しかける、約束を守るなど、留学生はファミリーに溶け込む努力をしてほしいと思います。

しかしそれでも、相性の良し悪しや、ホストファミリーが引っ越すなどやむを得ない事情によりホストファミリーを変更することもあります。

自分の希望が100%全てかなうファミリーはなかなか存在しないのが現実。「何か違うな?」と思った時、もう少し頑張った方がいいか、それとも思い切って新しいファミリーへ移る方がいいか悩んだ時、弊社は生徒と一緒に考えます。決め手は、「生徒の成長のために何が必要か」です。

変更の必要があるときには、学校と交渉し新しいファミリー探しをアシストします。

けれどやはり、「理想のホスト探し」をして色々な家を渡り歩いたり、他の留学生のホストと比べて一喜一憂したりするより、ファミリーのいいところを見つけ、自分から心を開いていく方が楽しい!

縁あって出会ったホストファミリーとしっかり向き合い、自分から勇気を出してコミュニケーションを取り、2つ目のふるさとと言えるような絆を作り上げてほしいと強く願います。