1年の最後を締めくくる大きな式典、Final Chapel(ファイナル・チャペル)。
12年生(高校3年生)の卒業式は、
・Valedictory(バラディクトリー)=卒業証書授与式 と
・Final Chapel=卒業前の最後のミサ
の2つで構成され、全学年の生徒たちが参加するのがこのFinal Chapelです。
親切にしてもらった先輩もきっとこの中にいるはず。
幼稚部からの一貫校のセントスティーブンス・カレッジには、幼稚園児から11年生までの全校生徒が順番に花道のようなトンネルを作り、その中を卒業生が歩くという伝統があります。
全校生徒のトンネルはとても長く、卒業生は「自分が子供の頃はこうだったな」と思い出しながら通ります。
トンネルの最後に待っているのは、先生方と保護者です。
トンネルを抜ける時には、涙なしにはいられない卒業生たち。
教員との距離が近い校風ならではの、涙あり笑ありの暖かいひとときです。