A: はい!留学第1日目から、生活も勉強も全て英語です。
留学生はまずIntensive English Course(インテンシブ・イングリッシュ・コース=留学生クラス)へ入り、「英語で英語を」学びます。
インテンシブコースには「ゼロイングリッシュ・プログラム」が採用され、どのレベルの生徒も入学でき、それぞれの力に合わせて実力を伸ばしていけるように指導が行われます。
Mainstream(メインストリーム=現地生徒と同じ授業)を取るためには、十分な英語力と学校システムの理解が必要。まずはインテンシブで担当の先生からしっかりとそれらを学びます。
英語力などの準備ができているとみなされた生徒から、徐々にメインストリームの授業が組み込まれていきます。
*金曜午後にある全校スポーツや、ホームルーム(Tutor Group)、学年集会(Assembly)、その他の課外活動は、初日から全て現地生徒と同じです。
*2023年から、数学がメインストリームとして1学期初日から組み込まれています。
メインストリームのシステムは日本の大学に近く、上のリストのようにバラエティ豊かな授業の中から自分の興味や目指す将来に合わせて選択します。留学生も自分で選択できます。
メインストリームの授業内容は実践的なものが多く、ビジネスや会計学、デザイン学やメディアなどもあり、大学に入った時に直接役立つ内容が学べます。
また、Drama(演劇)、Philosophy(哲学)など日本の高校では習うことのない教科もあります。
Visual art(美術)やMusic(音楽)、Physical Education(体育)など、日本では「主要教科」と呼ばれない教科にも重点が置かれています。
これらの教科には理論編があり、実技だけできれば成績が取れるわけではありません。他の教科と同じように、スピーチやレポート提出なども求められ、学術的な内容になっているので、オーストラリアの大学受験にも役立つ仕組みになっています。
メインストリームがいつ・どのように増えるかは留学生の英語力次第です。
しかし通常は1学期〜2学期頃から数学などの基礎学力で入れる教科から段階的に入りはじめ、4学期(最終学期)には1日の半分以上がメインストリームに移ります。
早い段階で授業全部がメインストリームに移る人もいれば、2・3教科をメインストリーム+他はインテンシブに残る生徒もいます。
でも大丈夫!他の人と比べたりしないで、自分に合ったペースでしっかりと学んでほしいと思います。
*留学初日から全てをメインストリームでスタートしたい場合は、留学前にIELTSで5.5ポイントを取得しておく必要があります。