Q: コミュニケーションのヒントなどはありますか?
思っていることや伝えたいことは、ちゃんと言葉に直して伝える。オーストラリアをはじめ、特に西洋文化圏の国では「意思表示」が大切です。日本人が得意とする「察する」技術は、ひとまず日本へ置いてきてくださいね。

けれど、ゴールドコーストの人たちははっきりしつつ優しい。そして褒め上手で、ポジティブにものを考え、相手のいいところを見つけるのがうまいです。だから思っていることを伝えても大丈夫!
たとえば学校でも、子供たちがなにかするたびに「よくできたね!すごいね!Well done! You are incredible!」など、褒め言葉のバリエーションがすごいです。
褒められ、自分の良いところを指摘してもらい、オーストラリアの子供たちは自分に自信を持ちながら育っていきます。 お天気でも、週末の出来事でも、初めて出会った人についてででも「どうだった?」と聞くと、必ず「Good!よかったよ!」という返事がまず返ってくる。
少々つらいことがあっても「All good! 大丈夫だよ!」励ます時には「All the best! がんばって!」ものごとの良いところ探しが上手なオージー気質に触れるたび、ふっと肩の力が抜けていきます。

自分の思いを相手に伝えるには、自分が「今どう感じているか」を自覚することから始まります。
今、わたしは嬉しいのか、悲しいのか、怒っているのか、さみしいのか。それとも、「言葉にならないような気持ち」なのか。
言葉にならないのであれば、「言葉で伝えられない」と伝えてもいいのです。
そして「どうしたらその気持ちに折り合いがつくのか」。ここまで伝えるのがコミュニケーションのセットだと思いますが、「分からない」と伝えてもいいのです。とにかく、黙っていては何も伝わりません。
日本語でいいので、渡航前からふとした瞬間を見つけて頭の中で考えてみたり、思ったこと、感じたものを文章にしてみたりすることは、留学後のあらゆるコミュニケーションの場面に役立ちます。
こんな微妙な言い回しをしたいけど、英語でどう言うの?などの質問はどんどんこちらに聞いてください!
お答えしますよ〜!